自己表現装置としてのスマートフォン

不思議でならないことがある。個性や趣味嗜好の多様化などと言われて久しいにもかかわらず、携帯電話に関してはなぜ多くの人があらかじめ用意された機能をおとなしく使っているのだろう。自分のライフスタイルや趣味嗜好によって、必要な機能は少なからず違っているにもかかわらず、なぜ?


iPhoneやAndroidなどのスマートフォンユーザーは、自分の必要とするアプリを探し、選び、導入し、組み合わせて、各人各様「自分仕様」にカスタマイズされたスマートフォンを創っている。その人の端末とアプリのラインナップを見れば、どんな趣味嗜好・価値観を持った方かが結構的確にわかってしまったりする。


言うならば、スマートフォンは自己表現装置であり個性凝縮装置だ。かくいう僕も、自分のiPhoneは人に見られることをどこかで意識してアプリを揃えていたりする。無意識に、自分の価値観やセンスを表現しようとしているんだろう。


あれが便利、これが便利というアピールの方法もあるけれど、ファッションや音楽などと同様の自己表現を楽しめる道具なんだよ、というアピールを今より強めていけば、ますますスマートフォンの利用者は増えるんじゃなかろうか。



【おまけ】リニューアル式のiPhoneホーム画面



偉そうに個性とか自己表現とか言った割りに面白みのないホーム画面ですみません。
お気に入りはTrak。この無料アプリのおかげで腹筋、実家へのメール、休肝日の習慣化に成功。シンプルで大ざっぱで、あまりうるさいこと言わないところが男っぽくていい。


あとメモリ解放アプリiMemoryGraphは、一度使ったらもう手離せない快適さ。空きが150MBを越えると結構うれしい。
http://itunes.apple.com/jp/app/imemorygraph/id348567535?mt=8


そしてiPicasso。先日80GBアップグレードを購入したPicasaに、10年分の家族写真20,000枚を突っ込んであるのだが、それをいつでも参照できるだけでなく、iPhoneから新規アルバムを作ってアップすることもできるのでかなり重宝している。
http://itunes.apple.com/jp/app/id351297486?mt=8

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