iPhoneユーザーが本当に使える手回し充電器はこれだ、という話
大容量バッテリーもいいが、手回しタイプの発・充電器なら、バッテリー切れの不安から完全に解消される。
そこで今回は、以前より気になっていた「手回し充電器」について調べてみた。
手回し充電器で本当に充電できるのか
Amazonや楽天で「iPhone対応商品」と謳っているにもかかわらず、レビューを読むと「充電できなかった」という人がいる。これが手回し充電器を探していて困った点。
なぜ、対応品なのに充電できないのか? その理由がわかった。
- ハンドルを回している間しか充電できない
- しかも、1秒間に3回という高速回転で発電しなければならない
1秒間で3回も回していたらハンドルが壊れる。手も疲れる。
ふざけているのか(笑)。
問題をクリアした手回し充電器
TOSHIBAの防水充電ラジオ「TY-JR50」シリーズだ。
posted with カエレバこの手回し充電ラジオが使える理由
この商品は、本体内にニッケル水素バッテリーを内蔵しているため、手回しで発電した電気を蓄えることができる。回している間しか充電できない商品との違いがここ。
非常時には、とにかくハンドルを回して内蔵バッテリーに十分に充電してから、iPhoneに充電すればいい。もちろん、ラジオやLEDライトへの給電も可能。
■特徴
- 内蔵充電池に電力を蓄えられる
- 手回し充電だけでなく、コンセントからも充電できる
- いざという時は乾電池も使える(単4電池×3本)
- 自動点灯LEDライト、サイレン、防水など
■基本仕様
- 受信周波数:AM:520~1610KHz、FM:76~90MHz
- スピーカー:直径45mm 8Ω
- 実用最大出力:250mw
- 電源:内蔵ニッケル水素電池 3.6V、DC 4.8V、単4形乾電池×3本
- 本体寸法:幅148×高さ85×奥行40mm
- 本体質量:約380g(乾電池除く)
防水形充電ラジオTY-JR50:取り扱い説明書(PDF)をダウンロード
■比較
- ハンドルを回して充電した場合(1分間150回)
- ラジオ:約30分
- 携帯電話:約40分(連続待受時間)約2分(連続通話時間)
- ライト:約35分(点灯時間)
- サイレン:約15分
1.ACアダプターで充電した場合
-
- ラジオ:約25時間
- 携帯電話:約150時間(連続待受時間)、約5時間(連続通話時間)
- ライト:約50時間(点灯時間)
- サイレン:約22時間
2.乾電池の場合(アルカリ単4×3本)
-
- ラジオ:約22時間
- 携帯電話:約15時間(連続待受時間)約30分(連続通話時間)
- ライト:約45時間
- サイレン:約16時間
まとめ
今回紹介した東芝 防水形充電ラジオ TY-JR50ならば、ちゃんとiPhoneにちゃんと給電できるのがわかったと思う。
非常用という意味では、自宅用と携帯用と2つ備えておけば万全だろう。
とにかく注意するのは、発電した電気を蓄電できるかどうか。
いざという時に備えて、早めに準備しておきたいものだ。
高橋モトシ@Motoshi_tでした。
追記(2014年4月)
iPhoneで使える手回し充電器が、TY-JR50シリーズ以外にも増えてきたので、追記しておく。参考にしていただきたい。
SONY FM/AMポータブルラジオ ICF-B88/S
iPhoneへの充電ができるのはもちろん、太陽電池も搭載し、現時点での最強がこれ。
posted with カエレバposted with カエレバ
SONY FM/AMポータブルラジオ ICF-B08
ICF-B88の太陽電池非搭載版。手回し充電がメインならこちらでもOK。
SONY 手回充電機能付USBポータブル電源 CP-A2LAKS
同じくSONY製。こちらはラジオ等が付属しない純粋なバッテリー。
posted with カエレバハイパワー充電器 QM-051BK
こちらもラジオやライトはなし。その代わり充電池の容量が3,000mAhある。
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