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ブロガー必携!「朝日新聞の用語の手引」で文章レベルを上げる

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「始め」と「初め」、「暖かい」と「温かい」。
 文章を書いていて、どちらの漢字を当てればよいか、迷ったことはないだろうか。

そんなときは「朝日新聞の用語の手引」が便利だ。



朝日新聞の用語の手引とは

朝日新聞社が社内向けに編集した表記の手引書で、漢字の使い方や仮名づかい、送り仮名、外来語、数字や地名などの書き方をまとめてある。

1981年の出版以来、出版社や編集プロダクション、企業の広報部などで長く使われ続けており、文章制作に従事する者の「必携の書」。

誤字・脱字レベル以上の、もっとしっかりとした推敲・校閲をしたい。そんなあなたにうってつけの1冊である。




用字用語(漢字の使い分け)


どちらの漢字を使えばいいのか、使い分けに悩むことがある。
例えば「つくる」という言葉。


作る  [創作、こしらえる。主として規模の小さいものに]
生き作り・生け作り、歌を作る、形作る、規則を作る、記録を作る、米作り、作り事、作り話、作り物、作り笑い、罪作り、手作り、人形を作る、文を作る、盆栽作り

造る  [造成、営む。主として規模の大きいものに]
石造り、合掌造り、切り妻造り、国造り、黄金造り、財産造り、酒を造る、山門造り、白木造り、寝殿造り、数寄屋造り、宅地を造る、造り酒屋、庭園を造る、荷造り、船を造る、みそを造る、寄せ木造り

創る  [創造、独創を強調する場合。特殊用語]
新しい文化・時代を創る

【注】「創る」は特に必要なとき以外使わない。また「街・町づくり」「人づくり」その他、使い分けに迷う場合には、仮名書きにする。(p.359より引用)


このように、用例と一緒に明確な説明があり、とてもわかりやすい。



表記の基準

P18「漢字と仮名・主な使い分けの例」には、仮名書きする例と、漢字で書いてもよい例が品詞別で表にまとめてある。

例えば「接続詞」。


●仮名書きする例
あるいは かつ しかし しかも すなわち それとも ただし ところが ところで なお また もっとも

●漢字で書いてもよい例
併せて 及び 従って 並びに 若しくは 故に

接続詞の他に、代名詞、連体詞、副詞(音読み、訓読み)の例が示してある。

また、内閣告示の「常用漢字表」に基づいた漢字表や、紛らわしい仮名の用例、送り仮名の付け方、数字表記の仕方などが詳しく解説してある。


他にもいろいろ

  • 外来語
  • 地名の表記
  • 誤りやすい慣用句・表現・表記
  • 難読地名・駅名集
  • 略語集
  • 単位などなど、とにかく盛りだくさんだ。


朝日以外にもガイドブックはある

ちなみに本書は、たて組みの新聞を前提にしているので、ブログなどでは必ずしもこのとおりである必要はない。むしろヨコ組みで読みやすいようにアレンジして使った方がよい。

本書以外にも、同様のガイドブックとして「共同通信社記者ハンドブック 新聞用字用語集」「講談社 日本語の正しい表記と用語の辞典 第二版」など、探せばいろいろ見つかる。



とにかく文章書きなら持っておきたい

MS-IMEやことえりなどでも変換候補を用例付きで示してくれるので、それでも足りると言えば足りる。

でも、もっと言語感覚を磨きたい文章書きの方なら、持っておいても損はない1冊。

ブログや、会社で作る書類など、あなたの文章をワンランク上に引き上げてくれる。意味のある投資になると思うよ。


高橋@Motoshi_tでした。

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