『たて書きコラム』での新聞コラム比べ読みにハマっている、という話
たて書きコラム(無料)
カテゴリ: ニュース, 教育
販売元: Ryo Ishikawa
以前に、iPhoneで「文章力」をコツコツ鍛えてる、という話で紹介した「たて書きコラム」というアプリ。
こまめなアップデートを重ね、すばらしいアプリに進化している。
直近のアップデートで、各社コラムの書き出し部分が表示できるようになった。
それをチェックし、同じテーマを扱っていそうなコラムを比べ読みするのに、最近ハマっている。
これは5月11日(金)のコラム一覧。
産経新聞の「産経抄」と、宮城県・河北新報の「河北春秋」の書き出しが、どちらも「作家の丸谷才一さん」で始まっている。
「産経抄」は横浜ベイスターズファンだった丸谷さんのエピソードを通じて、親会社のDeNAの話題を取り上げていた。
一方の「河北春秋」。
こちらは同じ丸谷さんを切り口にしているにも関わらず、大学のアメフト部員による強制飲酒の話題。全く異なる話題なのだ。こういうのを見つけるのが楽しい。
以前には、天声人語と編集手帳が、全く同じ「俳句」を導入に使っていたこともあった。新聞コラムには書き方のパターンのようなものがあり、切り口がかぶることは珍しくないのだろう。
こんな発見、かつてはこう簡単にはできなかった。
それが、今は僕の手のひらの中で、毎日一瞬でできてしまう。
やっぱりもう「未来」になったんだなあ、と痛感する。
読んで内容・構成や文体が気に入ったコラムはメールでEvernoteに送ってスクラップ。
全コラムの一括読み込みは3G回線でも十分に速いので、駅で電車を待っている間にサッとできて快適だ。
たて書きコラム、オススメですよ。
高橋@Motoshi_tでした。
それにしても、コラムは奥が深いよ
僕のオススメはこの3冊。
ミシマ社のホームページで連載されていた小田嶋さんの「コラム道」は特に好きです。