「声」でアプリを起動できるようにしたら世界が変わった、という話
photo: Kaptain Kobold via photopin cc
そもそものきっかけは、こんな記事を発見したこと。
某も設定アプリへのショートカットURLスキーマを、まとめてみたござる | Tools 4 Hack
例を挙げて説明しますと、Siriに向かって「Wifi」なんて言うとWi-Fi設定画面へのショートカットを表示してくれます。 ショートカットURLスキーマがある物なら全て可能ですので、ちょっとかっこつけ ...
なるほど。
URLスキームを登録したWifiやBluetoothの設定画面をSiriから「声」で呼び出すと。
その発想はなかった。
詳しいやり方は上の記事を参照してもらうとして、便利そうなのでさっそく試すことにした。
▲Siriを呼び出し、発音に不安を感じつつ「WiFi(わいふぁい)」と言ってみる。すると「それなら連絡先にあるよ」という返答が。
▲おお、あっさり大成功じゃないか。
▲なんかすげぇ、Siriすげぇ、Siriすげぇ!
声でアプリを呼び出せるって、世界が変わる気がする
音声操作のみでツイートできるか実験してみた
URLスキームを使ってWiFiを呼び出せた、ということはだ。
URLスキームさえわかれば、他のアプリも呼び出せるということだ。
というわけで、ここからはちょっとした実験。
使うのは、日本語音声を認識してテキストに変換してくれる無料アプリ「DragonDictation」。
Dragon Dictation 2.0.17(無料)
カテゴリ: ビジネス, ユーティリティ
販売元:Nuance Communications(7.7 MB)
こいつをSiriから呼び出して、フリック入力を一切せずに、音声操作のみでツイートできるかを試してみよう。DragonDictationのURLスキームは、fb112953085413703://
▲Siriに「Dragon(ドりャァぐン)」と話しかける。
「それならアドレス帳にありますよ」
▲ちゃんと呼び出してくれた!
▲あとは、こちらが話した言葉をほぼ正確にテキスト変換してくれるので、好きなことを言ってツイートするだけ。ツイートする際に画面をタップするが、起動からここまでフリック入力は一切なし。
すごくないですか、これ?
最後に
SiriとDragonDictationのコンビネーションが実現したおかげで、最近は歩きながらツイートが捗る、捗る。
電話かける感覚でべらべらしゃべったことを、片っ端から非公式アカに放り込んでる。口述筆記マシーンだ。
美しライフログのススメ その2. 自分向けメモも時系列で表示させたい! | No Second Life
結果、Twitterに非公開のサブ・アカウントを作成して、Twitterからツイートすることにした。 ...
ただ、ひとつだけ問題があって…
それは、Siriがやたらと発音に厳しいこと。
私は「Dragon」と言っているつもりなのだが、簡単にはアプリを呼んできてくれない。
噂通りのツンデレちゃん。Siriに敷かれるとはこのことか。
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