iPhoneの悪影響を抑え込むには


iPhoneは便利で楽しい道具だけれど、一方で恐ろしい危険性も秘めていると僕は思う。iPhoneが僕に与えたと思われる悪影響は3つある。


1. 中毒・依存
1日中触われなかったらおかしくなってしまうという人もいるのでは? 僕はもう無理。忙しすぎて仕事中に半日触れないだけでもかなりストレスを感じる。とにかく触らずにはいられない。睡眠不足になることもしばしば


2. 麻痺・不感
AppStoreで毎日次々に発表されるアプリ。便利なアプリがあまりにも簡単に、次々に手に入れられることがもはや当たり前になってしまって、多少の便利さやすごさでは「さほどすごくない」ように感じてしまうことさえある


3. 思考力低下
iPhone をいじっていれば、新しい情報、考え方などをいくらでも受け取ることができる。こうして簡単に考え方を受けとることに慣れすぎて、自分の頭で考えようという発想自体、すっかり忘れていることがある



このままあと1年もすれば、僕は「iPhone廃人」になってしまうのでは、という不安でいっぱいだ。では、どうすればiPhoneの悪影響を抑え込むことができるかを「自分の頭」で考えてみた。


1. 主従関係をはっきりさせる
iPhoneはあくまで道具。使うのはこの俺様なのだ。だから日ごろより「やい、この野郎!それぐらいで偉そうにするな!」という攻撃的で否定的な姿勢で接する


2. いちいち感心しない
iPhoneを使っていると「うわすげぇ」ということが頻発するのだが、もういちいち反応しない。感心すればするほどヤラレル。知るか、勝手にやっとけぐらいのスタンスをキープ


3. ドライな関係の維持
他にも候補はいくらでもいるんだ、おまえが全てだなんて思ったら大間違いだ、というドライな態度、冷めた視点。間違っても「ニックネーム」で呼んだりしない



うわあ・・・こんな対策しか浮かばないなんて・・・。僕の脳は確実にやられているよ。


しかもAppleは、iPhoneだけでなくiPadまで用意してきた。このままでは間違いなくやられる。iPhone断ちは禁煙より厳しいかもしれない。便利を捨てて、不便に戻るのはツライ。でも、どこかで現在のiPhoneとの付き合い方を改めなければ、僕は絶対ボケる。いま改めなければ。

  1. まずは電話番号・住所の暗記。iPhoneを使えば簡単にできることでも、あえて自分でやる
  2. あと、なんでもEvernoteに入れておけば安心という発想も改めよう。あえて入れないという危険を冒して脳に「覚えておかなきゃ」という危機感を味合わせてやろう
  3. スケジュールも、いつでもGoogleカレンダーにあるという安心感がいけない。会社の机置きにしかないぐらいの緊張感がいいかも


一言で言うならば「脳の野生」を取り戻す試み、といったところか。果たしてこんなこと今さらできるのだろうか。不安は多いが、とにかくやってみよう。

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