iPhoneに乗り換えるのは、べつに「負け」じゃない。
「iPhone使ったら負けだ」
Windows Mobileを使っていたつい2ヶ月前まで、僕はそう思っていた。
周囲に色物扱いされながらも、長くWM機を愛してきた僕としては、高機能だからとiPhoneに飛びつくのは、苦楽を共にしてきたWMへの裏切りのように思えてしまって抵抗があった。
そんな僕だが、結果的にはiPhoneに乗り換えた。
そしていまどんな心境かと言えば、iPhoneが最高に楽しいし、一方でWindows Mobileも相変わらず好きだ。
つまり、「どちらも好き」という心境に至ることができたわけだ。
もっと言うなら、最近はAndroidも大好きだ。ようするに、スマートフォンとかガジェットとか、そういう便利で面白い物は全部好きだと。それが現在の僕のスタンスだ。
よくWMユーザーがiPhoneの悪口を言ったり、反対にiPhoneユーザーがWMの悪口を言ったりしている場面を見かけるけれど、「どっちも好き」でいいじゃん。と僕は思う。
(現時点で)自分が選んだ選択肢の正当性に縛られすぎると、いろんなものを楽しめるチャンスをみすみす失うことになるわけだから。
こういうことって、ほかにもいろいろと当てはまる場面があると思うけれど、そういうときは「どれも全部好き」を基本姿勢にしておくと、自然体でいられると思う。
だから、iPhone選んでも全然負けじゃないし、iPhoneで遊びつつ、今までどおりアドエスでも遊べばいいんだ。そう、それがいい。と思った。