(完結編)アドエスからiPhoneへの乗り換えを検討した際に僕が心配したことと、その結果
10. iPhoneはスタイラスが使えない
・iPhoneは静電式タッチパネルだからスタイラスが使えない
・スタイラスを選ぶ楽しみがないじゃないか
【結果】
iPhoneは、スタイラスことタッチペンでいくら押しても反応しない。静電式タッチパネルといって、指で触れないと感知しない仕組みなのだ。
アドエスのタッチパネルは感圧式で、押圧を感じて反応してくれる。だから画面を押せるものならなんでもタッチペン代わりにして使える。これが便利。
汎用性が高いから、アドエスユーザーはみなそれぞれにスタイラスにこだわりを持って、自分流のスタイラスを用意していたわけで、それが使えないのはiPhoneのつらいところ。
とくにお絵描き系アプリや、文字を書くアプリを使うときには、スタイラスが使えると全然ちがう。市販のiPhone用タッチペンは1,000〜2,000円もするし、そのくせレビューとかを読むと意外と反応が悪いみたいだし。今後も引き続き、スタイラスの代わりになるものを探したいと思う。できれば100円ショップとかで。
11. iPhoneというよりソフトバンクが気に入らない
・正直言ってiPhoneがイヤというより、ソフトバンクがどうも…
・あまり企業イメージがよくないというか…
【結果】
結局これがいちばんのネックだった気がする。ずっと孤高のブランド「ウィルコム」を使ってきたというプライドもあったしw。ソフトバンクに入ったら負け、みたいな気分はたしかに僕のなかにあった。
でも、よく言われるとおり「消費者は自分の行動を正当化する」というのに今回の僕はまさに当てはまった。結論から言うと、キャリアがどこかなんて入ってしまうまでの問題で、いざ入ってさえしまえば、もう大した問題じゃないとよくわかった。
むしろ、いまはソフトバンクやiPhoneはもちろん、iPodのCMまで、やさしく穏やかな気持ちで見られるようになった自分がいたりする。
というわけで、ここまで全4回の話をまとめると、
・いろいろと使い勝手の違いはある
・でも、WindowsMobileを使いこなしてきたユーザーならば何も問題なし
・iPhoneは心躍る未来を体験させてくれる超絶端末
・WMからWMへの乗り換えももちろんよいが、違う世界を体験しておくのもよい
こんな感じでしょうかね。
もし乗換えを検討している方がいらしたら、参考にしてくれるとうれしいです。